
ゴダールが、「誰よりもオリジナリティがある映画作家」と絶賛し、ウディ・アレンが、ロバート・アルトマンが、ラース・フォン・トリアーが、ジム・ジャームッシュがもっとも影響を受けたという北欧が生んだ世界的巨匠イングマール・ベルイマン。映画界を引退し、舞台演出に専念すると宣言していたベルイマンが、85歳にして、『ファニーとアレクサンデル』以来20年ぶりに映画に挑んだ。
この北欧が生んだ世界的な名匠が、文字通り“最後の作品”として選んだのは、1974年に撮った『ある結婚の風景』の続編であった。その荒々しさ、その光、その噴出。どこにも源泉はなく、それはベルイマンそのものから湧き出る神の咆哮のようだ。

(C) SVT 2006. All Rights Reserved.