
この痛々しい家族の肖像を描き出すために、イングマール・ベルイマンは『ある結婚の風景』に登場し、離別したリヴ・ウルマン扮するマリアンとエルランド・ヨセフソン扮するヨハンを再会させた。この究極のベルイマン映画は生と死のドラマを予期せぬ展開でひも解いていく。
<J・ホバーマン ヴィレッジヴォイス>
人間ドラマの最も深い本質を探らせたらイングマール・ベルイマンの右に出るものはいない。『サラバンド』は痛ましい家族の人間関係を、火傷するような熱さで暴きだす。出演者の演技は威厳に溢れ、特にヨセフソンは冷酷なまでに自分を抑制し他人を操る老人の本性を鋭く表現している。ベルイマンはいつも女性の感情を驚くほどうまく捉え、新人女優を発掘する眼光を持っているが、『サラバンド』のフリア・ドゥフベニウスは今回ベルイマンのお眼鏡に適った「大発見」である。
<スティーヴン・ファーバー ムービーラインズ・ハリウッドライフ誌>
偉大なベルイマンは、彼の最盛期にまだ生まれてもいなかった若い映画監督たちが太刀打ちできないほどのエネルギーと芸術的手腕に満ちている。『サラバンド』はベルイマンの最高の別れの詩だ。
<パトリック・ギルズ インタビュー誌>
『サラバンド』は堂々とした愛と憎しみのダンスだ。時に緩やかに、時に不動で観るものを突き刺す。間違いなくベルイマンが最近30年以内に撮った映画の中ではベストの一本であり、最近作られた映画全般を見回しても明らかに最高の一本だ。最高の演技と脚本、そして撮影が一本の映画に凝縮された、稀に見る傑作。
<デイヴィッド・スターリット クリスチャン・サイエンス・モニター誌>
巨匠のキャリアを閉じるにふさわしい感動的な最終作。有終の美がこれほどに力強く飾られることも珍しい。
<デイヴィッド・フィア タイムアウト ニューヨーク誌>
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