
痺れるような衝撃!ベルイマンの底知れぬ創造的活力には驚嘆するほかない。
<グレン・ケニー プレミア誌>
高尚かつ卓越した一本。ベルイマンは『サラバンド』を激しさと厳しさで彩り、血を吐くような痛みと苦さを表現している。これを観た若手の監督は己の不甲斐なさに恥じ入ることだろう。これはかつて「現代最高の映画作家」と呼ばれた男の愛と苦悶の遺言状だ。『サラバンド』はベルイマンが今でも最高の映画作家であるということの証明だ。力強く、しかし悲しみに満ちた「老映画王」が発した、最後の咆哮だ。
<リチャード・コーリス TIME誌>
ベルイマンの1973年の傑作『ある結婚の風景』に書き足された、激しくも感動的な終章。人間の本性を暴き出してベルイマンに勝るものはいない。彼は骨まで一気に切り込み、そこからジリジリと人間の本性をえぐりだしていく。
<カレン・ダービン ELLE誌>
ベルイマンが作った勇気のある作品。映画作家は予言者なのだ、ということを気づかせてくれる、ベルイマンらしさに溢れた抜きん出た傑作。
<リーター・ライナー ロサンゼルス・タイムズ新聞>
イングマール・ベルイマンの逆襲!引き裂かれるような激しいドラマによって、抗しがたい人間の生の難解さと残酷さを暴きだす。『サラバンド』はベルイマンの人間心理の危うさを探る情熱が健在である、という確たる証拠だ。ベルイマンは、息苦しいまでの「愛」という感情を、そして「愛」が「憎しみ」と背中合わせである、という事実を克明に追いつめる。彼の手にかかると、このように激しく感情的な映画もシンプルに見える。人間が心の最深部に隠し持つ複雑な感情をベルイマンはいともたやすく役者たちから引き出してみせるが、それは役者たちの才能の賜物であり、また彼らがベルイマンと結んだ数十年来の絆からくるのだろう。それにしても素晴らしい演技である。『サラバンド』を観ていると、いかにこんな映画が少ないかに気づかされる。驚くべき傑作だ。
<ケネス・テゥーラン ロサンゼルス・タイムズ新聞>
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